第73回ベネチア国際映画祭
オリゾンティ・コンペティション部門 正式上映

2016年9月6日(現地時間)に石川慶監督、満島ひかりらが記者会見、
レッドカーペットに参加し、『愚行録』公式上映後には拍手喝采の中、幕を閉じました。

左から貫井徳郎(原作者)、向井康介(脚本)、石川慶(監督)、満島ひかり、ピオトル・ニエミイスキ(撮影監督)、
加倉井誠人(プロデューサー)

貫井徳郎(原作者)

試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。だから今回のベネチア国際映画祭への出品は、まったく驚きではありませんでした。世界でどのように評価されるのか、今はただただ楽しみです。

石川慶(監督)

いろいろな人に支えられながら、必死で撮りあげた『愚行録』が、憧れのベネチア国際映画祭に選出され、その舞台で長編監督としてのスタートを切れる自分は、ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます。支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフに感謝しかありません。そして、願わくば皆の思いがベネチアの観客に届きますように。

加倉井誠人(プロデューサー)

『愚行録』がその質の高さを評価されまして先ずは海外の地で披露される事を光栄に思っております。この冒険心あふれるミステリー作品が新たなる力を蓄えまして、しっかりと日本のお客様にお届けできればと願っております。